炎上覚悟で言います。あなたのSNS運用が失敗する本当の理由

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第1章:コンサル生の失敗告白:「TTPとコピービジネスで地獄を見た話」

はじめまして、田中と申します。

今日はちょっと恥ずかしい話をさせてもらおうと思うんです。というのも、この記事を読んでくれてるあなたも、もしかしたら僕と同じような道を歩んでるんちゃうかなって思うからです。

実は僕、3年前まで典型的な「ノウハウコレクター」やったんですよ。情報商材を買っては挫折し、また新しい教材に手を出す…そんな日々を繰り返してました。

特にハマったのが「TTP(徹底的にパクる)」って手法でした。「成功者の真似をすれば絶対稼げる!」そんな甘い言葉に釣られて、高額塾に50万円も払ったんです。

最初はやる気満々でしたよ。成功者のブログをそのままコピーして、商品名だけ変えて販売ページを作る。「これなら簡単や!」って思ってました。

でも現実は甘くなかった。

コピーした文章は全然響かへんし、そもそも何を売ってるのか自分でもよう分からん状態。お客さんから「この商品の詳細を教えて」って質問されても、テンプレートの返事しかできませんでした。

結果、3ヶ月で売上はたったの2万円。経費を考えたら完全に赤字です。

さらに追い打ちをかけたのが「コピービジネス」への挑戦でした。海外の商品を日本で売るっていうやつですね。これも「翻訳するだけで月収100万!」なんて謳い文句に騙されました。

実際やってみると、翻訳だけでも大変やし、法律的な問題、配送トラブル、クレーム対応…もう地獄でしたわ。

気づいたら借金は200万円を超えてました。

「なんで僕だけうまくいかへんのや…」

毎晩そんなことを考えながら、また新しい情報商材を検索してる自分がいました。完全に負のスパイラルにハマってたんです。

もしあなたも今、同じような状況にいるなら、この先を読み進めてください。僕がどうやってこの地獄から抜け出したのか、そして本当に大切なことは何だったのかをお話しします。

第2章:「また情報商材屋かよ」と言われた瞬間の絶望

で、そのコンサルで教わった通りにやってたわけですよ。毎日投稿して、「稼げます」「簡単です」みたいな発信を繰り返して。

でも、ある日のことです。僕のDMに一通のメッセージが届いたんです。

「また情報商材屋かよ。もううんざりや」

その瞬間、僕の心臓が止まりそうになりました。

情報商材屋…って。僕は別にそんなつもりで発信してたわけじゃないのに。でも、読者からしたら完全にそう見えてたんです。

それから気づいたんですが、僕のフィードって他の発信者と全く同じやったんですよ。「月収7桁達成しました!」「この方法で誰でも稼げます!」みたいな投稿ばっかり。

Instagramで「副業」って検索してみてください。もう、コピペしたみたいに同じような発信者がずらーっと出てきますから。みんな同じようなプロフィール文章、同じような投稿内容、同じようなストーリー。

読者の立場になって考えてみたら、そりゃ「またか」って思いますよね。毎日毎日、同じような「稼げる話」を見せられて、うんざりするのも当然です。

実際、僕の周りでも同じような経験をした人が山ほどいます。最初は反応があったのに、だんだん「いいね」も減って、コメントも来なくなって。それでも「継続が大事」って言われて投稿し続けるけど、完全に空回り。

市場が飽和してるんです、完全に。

同じような発信者が量産され続けて、読者は完全に「情報商材アレルギー」になってる。もう「稼げる」って言葉を見ただけで拒絶反応が出るレベルです。

その時僕は痛感しました。表面的な手法だけ真似してても、もう通用せえへんのやって。

第3章:ブランディングもストーリーテリングも全部無駄だった理由

その出来事があってから、僕は必死に勉強したんです。ブランディングとかストーリーテリングとか、そういうテクニック的なことを。

「そうや、僕に足りないのはブランド力や!」
「もっと感動的なストーリーを語れば人は振り向いてくれるはずや!」

そう思って、今度はブランディングコンサルに30万払って、プロフィール作成から発信の仕方まで一から教わりました。

キャッチコピーも作り直して、プロフィール写真もプロに撮ってもらって、ストーリーも「どん底から這い上がった男」みたいな感じで盛りまくって。

結果はどうやったと思います?

全然変わらへんかったんですよ。むしろ前より反応悪くなったくらいで。

今思えば当たり前の話なんです。だって僕、根本的に間違ってたから。

何が間違ってたかって?需要と供給を完全に無視してたんです。

「簡単に稼げる方法教えます」って発信してる人、市場にどれくらいおると思います?腐るほどおるんですよ。その中で僕が「ブランディング頑張りました!」「ストーリー作りました!」って言うても、所詮は同じ穴のムジナやったんです。

それに、どれだけ綺麗にパッケージングしても、根底にある「楽して稼ぎたい」っていう本音は隠せへんのです。読者はそういうのを敏感に察知するんですよ。

僕がやってたのは、要するに「中身のない商品を綺麗にラッピングする」ことやったんです。でも、ラッピングがどれだけ綺麗でも、中身がスカスカやったら意味ないでしょ?

ブランディングもストーリーテリングも、あくまで「価値のあるものを適切に伝える手段」なんです。価値そのものを作り出してくれるわけちゃうんです。

この当たり前のことに気づくまで、僕はさらに1年も無駄にしました。

第4章:「ネタをパクるんじゃなく、成功の構図を学べ」という気づき

ブランディングに30万投資しても全然うまくいかない日々が続いて、僕は本当に絶望してたんです。でも、そのときにある気づきがあったんですよ。

それは、僕がずっと「ネタをパクる」ことばっかり考えてたってことです。

成功してる人の投稿を見ては「この文章真似しよう」「このストーリー構成いいな」って表面的なことばっかり。TTPって言葉に踊らされて、本質を全く理解してなかったんです。

でも、ある日気づいたんですよ。成功してる人って、別にネタが特別面白いわけやないんです。彼らが本当にすごいのは、その背景にある「なぜそれが刺さるのか」っていう構造を理解してることやったんです。

例えば、僕が真似してた発信者の一人に、毎回「失敗談」から入る人がいたんです。僕も同じように失敗談を語ってたんやけど、全然反応が違う。

「なんでや?同じことしてるのに…」

そう思って徹底的に分析したとき、やっと分かったんです。その人の失敗談には必ず「読者が今まさに直面してる問題」が含まれてた。そして、その問題を解決するための具体的なアクションが明確に示されてたんです。

僕の失敗談は?ただの自分語りでした。読者にとってはどうでもいい話を延々としてたんです。

つまり、その人は市場のニーズを正確に把握して、それに応える価値を創造してた。僕は表面的な「失敗談を語る」っていう部分だけ真似して、肝心の市場分析も価値創造もできてなかったんです。

この気づきがあってから、僕の取り組み方が180度変わりました。

成功事例を見るときは「何を言ってるか」やなくて「なぜそれが求められてるか」「どんな問題を解決してるか」「どんな価値を提供してるか」を分析するようになった。

そしたらね、自分なりの価値提供ができるようになったんです。人の真似やなくて、自分だからこそ提供できる独自の価値を。

第5章:自己変革から始める本質的アプローチとは

その気づきがあってから、僕は根本的に考え方を変えたんです。

「成功の構図を学ぶ」って言うても、じゃあ具体的に何をどう変えればええんやって話ですよね。

まず僕がやったのは、自分の思考停止状態から抜け出すことでした。今まで僕は「これやったら稼げる」「あれやったら成功する」って他人の答えをそのまま鵜呑みにしてたんですよ。でも、それって完全に思考停止してるのと同じやったんです。

例えば、成功してる人の投稿を見るときも、今までは「この文章コピーしよう」って表面だけ見てた。でも本当に大事なのは「なんでこの人はこのタイミングでこの発信をしたんやろう?」「どんな読者を想定してるんやろう?」って分析することやったんです。

これって地味で面倒くさい作業なんですよ。コピペの方がよっぽど楽です。でも、ここで手を抜いたらまた同じ失敗を繰り返すだけやって気づいたんです。

市場を見る目も全然なかったですね。僕は「みんなが稼いでるからこれも稼げるはず」って安易に考えてた。でも実際は、その市場がもう飽和してたり、そもそも自分に合わない分野やったりすることがほとんどでした。

今思えば当たり前の話なんですけど、なんで30代のサラリーマンが副業で悩んでる人に向けて発信してるのに、20代の学生向けの成功事例をそのまま真似してたんやろうって。

でも一番大事やったのは、継続的に自己改善していく姿勢でした。

正直に言うと、僕は最初「一回成功パターンを見つけたらあとは楽勝や」って思ってたんです。でも市場は生き物ですからね。常に変化してる。だから僕らも常に学び続けて、改善し続けないとあかんのです。

これって、テクニックを覚えるのとは全然違う話なんですよ。思考力と分析力を鍛えるってことは、一生続く取り組みやってことです。

第6章:思考停止は負け確定。本当の実力をつけたい人へ

そんな自己変革を続けてきて、今では安定して結果を出せるようになったんですが、ここで一つ重要なことをお伝えしたいんです。

それは、「思考停止は負け確定」やということです。

今この記事を読んでくれてるあなたも、もしかしたらまだテンプレート思考から抜け出せてないんちゃいますか?「これさえやれば」「あのノウハウがあれば」って、誰かの答えを探し続けてる状態になってませんか?

はっきり言いますけど、それじゃあ一生変われません。

僕が本当の意味で結果を出せるようになったのは、市場を自分の頭で分析できるようになってからです。「なぜこの人は成功してるんか?」「この商品がなぜ売れてるんか?」って本質を見抜く力を身につけたからなんですよ。

でも、これって一人でやるのはめちゃくちゃしんどいんです。僕も何度も挫折しかけました。

だからこそ、僕と同じように本気で変わりたい人には、一人で悩み続けるんじゃなく、一緒に考えてくれる人が必要やと思うんです。

僕は今、本当に実力をつけたい人だけを対象に、市場分析力と本質的思考力を高める個別コンサルティングをやってるんです。テクニックやノウハウを教えるんじゃなく、あなた自身が考える力を身につけるためのサポートです。

正直、楽な道じゃないです。でも、本気で自分を変えたいなら、これしかない。

もしあなたが「もう思考停止はやめて、本当の実力をつけたい」って本気で思うなら、一度話を聞かせてもらえませんか?

今度こそ、本物の力を手に入れましょう。

 

よくある質問(FAQ)

Q1. 「構図を学ぶ」と「ネタを真似る」の違いは?

「ネタのコピー」は表面の文章や企画だけを移植する行為です。一方「構図を学ぶ」は、なぜ刺さるのか(誰のどの課題にどう価値提供したか)という因果関係を抽出し、自分の文脈に再設計することです。

Q2. 競合分析をやめて大丈夫?差別化できるか不安です。

競合“だけ”を見ると同質化に向かいます。まずは顧客の未充足ニーズを100件以上収集し、感情の根っこを3回深掘りしてください。差別化は競合比較ではなく、顧客の未解決から自然に生まれます。

Q3. ブランディングやストーリーは無意味なの?

価値(中身)が先、ブランディング(伝え方)は後です。価値の設計が弱い段階で包装を磨いても効果は限定的。まずは「誰に・何を・なぜ今」提供するのかを明確にしましょう。

Q4. 何から始めればいい?時間があまり取れません。

1) 顧客の生声を毎日15分観察/収集、2) 感情の因果を3回「なぜ?」で深掘り、3) 別角度の仮説を10投稿で小さく検証——この3点だけでも成果の初動が変わります。

Q5. メルマガではどんな内容が届きますか?

記事では書けない実務ノウハウ(顧客インサイトの掘り方、検証設計、失敗事例の解剖、構図テンプレではなく思考の手順)を具体例つきで配信します。いつでもワンクリックで解除できます。

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📌筆者情報|名無しのマーケターとは

普段は法人向けにマーケティング設計を行う裏方です。

世の中で「当たり前」に見える商品やサービスの背後で、
その“当たり前”をどう成立させるかを考え、実装している仕事をしています。

W杯関連プロジェクトやプロ野球チームのプロモーション、
米国大手の格付け機関で高評価を受けた企業の独立支援なども手がけてきました。

いわば「誰も気づかない形で成果を出す」タイプの黒子的マーケターです。

……そんな人間が、なぜ表に出てきたのか?

理由はただ一つ。
SNS界隈で見かける「ドヤ顔マーケティング論」に対する違和感と、
その裏で疲弊していく“本気で努力している人”の存在にあります。

このブログでは、
目立たない・騒がない・でも確かに成果が出続ける——
「本当のマーケティング構造」について、最小限の発信をしています。

この記事を書いた人:

名無しのマーケター

SNS・心理マーケティング分析を専門とし、体験×理論で成果を生み出すマーケター。

Posted by 名無し