元営業マン年収300万が見つけた断られないオファーの作り方｜心理分析メソッド

はじめまして。私は15年間、法人営業の現場で培った「人を読む力」に絶対的な自信を持っていました。

相手の表情の微細な変化から本音を読み取り、声のトーンで関心度を測り、体の向きで警戒レベルを判断する。こうしたスキルで、私は常に営業成績上位をキープし、部下からも「人の心を読むのが天才的」と言われていたんです。

だからこそ、SNSでの情報発信も「余裕だろう」と高をくくっていました。人を読む力があるなら、フォロワーの反応も手に取るようにわかるはず。そう思って始めたTwitterとInstagram。

結果は惨憺たるものでした。

渾身の投稿にいいねは3つ。フォロワーは3ヶ月で50人止まり。営業では「お客様の気持ちがよくわかる」と評価されていた私が、SNSでは完全に空振り続き。何より辛かったのは、なぜうまくいかないのかが全くわからなかったことです。

「読む力」の本質が根本的に違っていたんです。

営業では相手の「今この瞬間の感情」を読む。一方SNSでは、見えない読み手の「潜在的な欲求や価値観」を読み解く必要がある。同じ「読む力」でも、使う筋肉が全く違う競技だったわけです。

この気づきから、私のSNS戦略は180度変わりました。そして今では、営業で培ったスキルをSNSでも活かす方法を体系化し、多くの営業パーソンに教えています。

あなたも営業で「人を読むのが得意」だと自負していませんか？その自信が、実はSNSでの成功を妨げている可能性があります。

SNSで思うような結果が出ず、藁にもすがる思いで「SNS攻略テンプレート」を購入した私は、そこで衝撃的な現実に直面しました。

「この投稿パターンで必ずバズります」「この構成で書けば反応率3倍」「このハッシュタグの組み合わせが最強です」

テンプレート販売者たちは、こんな表面的な手法ばかりを教えていたんです。

営業経験のある私には、この問題の本質が手に取るように分かりました。彼らは決定的に重要なことを見落としている。それは「相手の心理分析」です。

営業の現場では、まず相手を徹底的に分析します。この人は何に困っているのか？どんな価値観を持っているのか？今どんな感情状態なのか？こうした心理的背景を読み取らずに商談を進める営業マンなど、存在しないでしょう。

ところがSNSの世界では、この当たり前のプロセスが完全に無視されている。

相手が何を求めているかも分からず、どんな心理状態かも把握せず、ただテンプレートを当てはめる。これで継続的な成果が出るわけがありません。

テンプレート販売者が「心理分析」について語らない理由は明確です。それを教えてしまうと、彼らのビジネスモデルが成り立たなくなるからです。

本当の心理分析ができるようになれば、テンプレートなど不要になります。相手の状況に応じて、最適なアプローチを自分で判断できるようになるからです。

だからこそ彼らは「簡単にできる手法」ばかりを売り続け、本質的な「人を読む力」については絶対に触れようとしません。

この構造的な問題に気づいた時、私は確信しました。営業で培った「心理分析」のスキルこそが、SNSでも最も重要な要素だということを。

テンプレートの限界を痛感した私が、本格的に営業スキルをSNSに転用する方法を模索し始めた時、運命的な出会いがありました。

ある日、私のコンサル募集投稿にメッセージをくれたAさん。彼女は年収300万の事務職で、副業としてSNS発信を始めたいと相談してきました。

「実は前職で3年間営業をやっていたんですが、SNSには全く活かせなくて…」

私は直感しました。「この人こそ、私の仮説を証明してくれる人かもしれない」と。

私がAさんに最初に教えたのは、テンプレートではありません。営業で培った「相手の心理を読む力」をSNSでどう使うかでした。

Aさんは最初「そんな細かいこと、意味あるんですか？」と懐疑的でした。でも営業経験があるからこそ、私の説明を理解するスピードが異常に速かったんです。

「あ、これって営業でお客さんの反応を見るのと同じですね！」

その瞬間、Aさんの目の色が変わりました。

結果として、彼女は開始3ヶ月で月収50万、半年で月収120万、そして1年後には月収200万を安定して稼げるようになったんです。

「営業で身につけた人を読む力って、SNSでこそ本当の威力を発揮するんですね。テンプレートに頼っていた時とは全く違います」

Aさんの成功が証明したのは、営業経験者がSNSで成功するために必要なのは新しいスキルではなく、既に持っているスキルの正しい転用方法だということでした。

前章でお話ししたAさんの成功事例から見えてきたのは、「タイミング」の重要性でした。

営業の現場では、相手の状況や心理状態を読んで最適なタイミングでアプローチしますよね。実は、SNSでも全く同じことが言えるんです。特にCTAの配置や、DMでのフォローアップにおいて。

私が15年の営業経験から体系化した「ターゲット別アプローチタイミング理論」をお話しします。

ここで重要なのは、営業と同様「相手の都合」を最優先すること。

私が営業時代に叩き込まれた「相手の立場で考える」という基本姿勢が、SNSでも成功の分かれ目になります。テンプレート通りの一斉配信DMではなく、一人一人の生活リズムや心理状態を想像してアプローチする。

この「営業的思考」ができるかどうかで、あなたのSNS成果は劇的に変わるはずです。

これまでの話で、営業スキルをSNSに転用する具体的な方法をお伝えしてきました。でも、ここで一度立ち止まって考えてほしいことがあります。

なぜ多くの人が、テンプレートや小手先のテクニックに飛びついてしまうのか。答えは簡単です。「すぐに結果が欲しいから」ですよね。

私も同じでした。営業で結果を出していた自負があったからこそ、SNSでもすぐに成果を求めてしまった。でも、それが最大の落とし穴だったんです。

SNSでも全く同じです。フォロワーを増やすハウツーではなく、読者の悩みに寄り添う力。バズる投稿術ではなく、価値ある情報を体系的に伝える力。この2つがなければ、一時的には反応があっても、必ず頭打ちになります。

Aさんが月収200万を達成し、それを維持できているのも、小手先のテクニックではなく、この本質的なスキルを磨き続けているからです。

表面的なテクニックは誰でもマネできます。でも、相手の心を動かし、継続的に価値を提供し続ける力は、一朝一夕では身につかない。だからこそ、それが真の競争力になるんです。

ここまで読んでくださったあなたなら、もうお気づきでしょう。表面的なテクニックではなく、本質的な「人を読む力」こそが、SNSでの長期的成功の鍵だということを。

でも、いざ実践しようとすると「具体的にどう分析すればいいの？」「この反応をどう読めばいいの？」と迷うことも多いはずです。私自身、営業からSNSへの転用で最も苦労したのが、この「分析の仕方」でした。

対面なら相手の表情が見えますが、SNSでは「いいね」「コメント」「保存」といったデジタル上の反応から相手の心理を読み取らなければなりません。

そこで私は、15年の営業経験とSNS実践を通じて「顧客心理分析」の手法を体系化しました。これは、SNS上の様々な反応パターンから読者の心理状態を段階別に分析し、最適なアプローチ方法を導き出す考え方です。

実際にこの手法を使って分析した結果、Aさんは月収200万を達成し、他の教え子たちも着実に成果を出しています。

もしあなたが本気で「人を読む力」をSNSに活かしたいなら、表面的なテクニックではなく、本質的なスキルを身につけて、長期的な成功を手にしませんか？