毎日投稿しているのに、なぜか響かない投稿ばかりになってしまった話
第1章:毎日投稿しているのに、なぜか響かない投稿ばかりになってしまった話
どうも、名無しのマーケターです。
突然ですが、こんな経験はありませんか?
毎日真面目に投稿しているのに、いいねもコメントもつかない。
フォロワーは増えるどころか、なんだか減っている気がする。
一体何がいけないんだろう…と悩んでいる状況です。
実は、これは5年前の僕の話でもあります。
今のがまだ「Twitter」という名前だった頃の話です。
当時の僕は「とにかく毎日投稿すれば結果が出る」と信じて、朝7時、昼12時、夕方18時の1日3回投稿を続けていました。
投稿内容も、バズっている投稿を分析して「このパターンなら反応が良いはず」と、いわゆる「テンプレート」に当てはめて作っていました。
最初の1ヶ月は順調でした。フォロワーも少しずつ増え、「やっぱり継続は力なり」だと確信していました。
ところが、2ヶ月目に入った頃から様子がおかしくなってきたんです。
投稿への反応が明らかに鈍くなり、コメントも「そうですね」「勉強になります」といった当たり障りのないものばかり。
何より、自分でも投稿していて楽しくないことに気づいてしまいました。
「毎日投稿している」という事実だけに満足して、実は誰とも本当の意味でつながれていなかったんです。
もしかすると、今このテキストを読んでいるあなたも、似たような状況にいるかもしれません。
一生懸命やっているのに、なぜか空回りしている感覚。
その原因と、僕がどうやってそこから抜け出したのかを、これからお話していきたいと思います。
第2章:「バズるテクニック」を試し続けても、結果が出なかった理由
毎日投稿の壁にぶつかった僕が次に向かったのは、いわゆる「バズるテクニック」でした。
SNS関連の情報を漁る日々が始まりました。
「エンゲージメントを高める7つの方法」
「フォロワーが10倍になる投稿術」
「バズる文章の書き方」…
こうしたノウハウ記事を読み漁り、片っ端から試していったんです。
投稿時間を最適化し、ハッシュタグを研究し、画像の構図にこだわり、文章の冒頭に疑問文を使う。
リプライは30分以内に返し、他のアカウントへの積極的なコメント回りも欠かしませんでした。
ところが、3ヶ月ほど続けても結果はほとんど変わりませんでした。
時々小さなバズは起きるものの、継続的な成長には繋がらない。
何より、自分でも「なんか違うな」という違和感が拭えませんでした。
ある日、ふと気づいたんです。
僕はテクニックばかりに注目して、肝心の「何を伝えたいか」がブレブレになっていたということに。
投稿を見返してみると、バズりそうなネタを探して書いた記事ばかり。
自分が本当に伝えたいことではなく、「受けそうなこと」を書いていました。
読み手の顔も見えず、ただアルゴリズムに好かれようとしていただけだったんです。
テクニックは確かに大切です。
でも、それは「伝えたいことがある」という前提があってこそ活きるもの。
僕は順番を完全に間違えていました。
小手先のテクニックで一時的に数字は動かせても、継続的な関係性は築けない。
この当たり前のことに気づくまで、随分と遠回りをしてしまいました。
もしあなたも同じような状況にいるとしたら、一度立ち止まって考えてみてください。
テクニックを学ぶ前に、まず「誰に、何を伝えたいのか」が明確になっているでしょうか。
第3章:SNS業界が教えてくれない、本当の問題とは
テクニックを試しても結果が出ない日々が続く中で、僕はふと疑問に思ったことがありました。
「なぜこんなにもSNS関連の情報があふれているのに、多くの人が同じ悩みを抱えているんだろう?」
その答えを探していくうちに、この業界の構造的な問題が見えてきたんです。
まず気づいたのは、多くのSNS教材や講座が「即効性」を売りにしていることでした。
「3日でバズる方法」
「1週間でフォロワー1000人」といった謳い文句。
確かに魅力的ですが、これらには大きな落とし穴があります。
販売者の立場で考えてみてください。
長期的な成長を約束するよりも、短期的な結果を約束した方が商品は売れやすい。
でも、本当のSNS運用って、そんなに単純ではないんです。
僕が様々な教材を試して気づいたのは、多くのノウハウが「表面的なテクニック」に偏っていることでした。
投稿の時間帯、ハッシュタグの使い方、文字数の調整…これらは確かに重要です。
でも、それだけでは根本的な解決にはならない。
なぜなら、これらのテクニックは「どう伝えるか」の部分しか扱っていないからです。
肝心の「何を伝えるか」「なぜ伝えるのか」という本質的な部分が抜け落ちている。
さらに問題だったのは、成功事例の多くが「再現性」に乏しいことでした。
ある人がバズった投稿の真似をしても、同じ結果が得られない。
当然です。その人の背景、フォロワーとの関係性、これまでの投稿履歴…すべてが違うのですから。
でも、この業界ではそうした「個人の文脈」を無視して、表面的な手法だけがパッケージ化されて売られている。
そして購入者は、うまくいかないと「自分の努力不足だ」と自分を責めてしまう。
僕自身もそうでした。
何度も「今度こそは」と新しいテクニックを試しては挫折を繰り返す。
振り返ってみると、これは完全に販売者のペースに巻き込まれていたんです。
本来であれば、SNS運用の基礎となる「自分軸の確立」や「読者との信頼関係の構築」といった時間のかかる部分から始めるべきでした。
でも、そういう地道な話は商品として売りにくいし、学ぶ方も「つまらない」と感じてしまう。
こうして、本当に大切なことが見過ごされ続けているのが、現在のSNS業界の実情なんです。
第4章:会社の飲み会で気づいた、人の心を動かす本当のコツ
SNSの本質的な問題に気づいた頃、会社の飲み会で印象的な出来事がありました。
その日は新人の歓迎会だったんです。
いつものように先輩たちが新人に話しかけていたのですが、一人だけ明らかに周りと違う反応を得ている先輩がいました。
他の先輩たちは「仕事は大変だけど頑張って」「分からないことがあったら何でも聞いて」といった、いわゆる「正しいアドバイス」をしていました。でもその先輩は違ったんです。
「今日まで研修お疲れさま。ところで、一人暮らし始めたばかりで困ってることない?
僕も最初の頃、洗濯機の使い方が分からなくて、3日間同じTシャツ着てた恥ずかしい思い出があるよ」
新人の表情がパッと明るくなったのを覚えています。
「実は近所のスーパーがどこにあるか分からなくて…」と、それまで緊張していた新人が自然に話し始めました。
その瞬間、僕は「ああ、これだ」と思ったんです。
他の先輩たちの言葉も決して間違いではありません。
でも、その先輩だけが「新人が今一番気にしていること」に寄り添っていたんです。
仕事の心構えより、まずは生活の不安を解消してあげることが、その人にとって一番必要だと理解していた。
これってSNSも全く同じだと気づきました。
僕がこれまでやっていたのは、まさに「正しいアドバイス」を一方的に発信することでした。
「こうすれば成果が出ます」「これが正解です」といった内容ばかり。
でも、その投稿を見る人が本当に求めているものは何か、どんな気持ちでその投稿に出会うのか、全く考えていませんでした。
飲み会の先輩のように、相手が今どんな状況で、何に困っていて、どんな言葉をかけてもらいたいのか。そこに寄り添うことができれば、自然と心に響く発信ができるはず。
テクニックを学ぶ前に、まず相手のことを理解する。当たり前のことなのに、SNSになると途端にできなくなってしまう。この気づきが、僕のSNS発信を根本から変えるきっかけになりました。
第5章:相手の気持ちを理解する力は、どうやって身につけるのか
飲み会での気づきから、僕は一つの疑問を持ちました。
「相手の気持ちを理解する力って、どうやって身につけるんだろう?」
その答えを探していた時、意外な場所でヒントを見つけたんです。
それは、会社で受講していたビジネス研修でした。
研修のテーマは「市場分析とマーケティング戦略」。
一見SNSとは関係なさそうでしたが、講師の言葉が心に刺さりました。
「お客様のニーズを理解するには、データだけでは不十分です。その背景にある感情や状況を想像することが重要なんです」
その瞬間、「これだ!」と思いました。
ビジネスの世界では、常に相手の立場で考えることが求められます。
- 顧客は何に困っているのか?
- どんな気持ちでこの商品を探しているのか?
- なぜこのタイミングで購入を検討するのか?
こうした「相手理解」の技術が、実はビジネス学習を通じて体系的に身につくことに気づいたんです。
例えば、マーケティングの基本である「ペルソナ設定」。
これは架空の顧客像を具体的に描く手法ですが、まさに相手の気持ちを深く理解する訓練そのものです。
年齢、職業、家族構成だけでなく、日々の悩み、価値観、行動パターンまで詳細に想像します。
また「カスタマージャーニー」という考え方では、お客様が商品を知ってから購入するまでの心理変化を段階的に分析します。
どの段階でどんな不安を抱き、何があれば次のステップに進むのかを徹底的に考え抜くんです。
これらのスキルは、SNSでフォロワーの心を掴むのにそのまま活用できると確信しました。
投稿を見る人は
どんな状況なのか?
何を求めているのか?
どんな言葉なら心に響くのか?
ビジネス思考で培った「相手理解の技術」を使えば、これまで感覚に頼っていたSNS運用が、もっと戦略的で確実なものになるはずです。
第6章:一緒に学んでいきませんか?相手の心を理解する力を育てるために
これまでお話ししてきた通り、相手の心を理解する力を身につけることは、決して簡単ではありません。僕自身、今でも日々学び続けている最中です。
でも、一つだけはっきりと言えることがあります。
それは、この力は確実に身につけることができるということ。
そして、身につければ確実にSNSでの結果も変わってくるということです。
ただし、一人で取り組むには限界があるのも事実なんです。
僕が会社の研修で学んだように、人の心理を理解するためには、多角的な視点と継続的な学習が必要です。
一人だと、どうしても自分の経験や価値観に縛られがちになってしまいます。
そこで、同じように「相手の心を理解する力」を身につけたいと考えている方々が学べる場を作ることにしました。
ここでは、単なるテクニックではなく、人の心理の本質的な部分から学んでいきます。
なぜなら、表面的な手法では結局のところ、長続きしないからです。
・相手の感情を読み取る具体的な方法
・共感を示す効果的なコミュニケーション術
・信頼関係を築くための心理的アプローチ
・実際の投稿事例を使った実践的な分析
これらを、実際に集客を実践しながら学んでいく環境です。
一人では気づけなかった視点や、自分では思いつかなかった解釈が、他のメンバーとの交流を通じて見えてくる。そんな学習コミュニティを目指しています。
もしあなたも、本当の意味で人とつながれるSNSを作っていきたいと思うなら、一緒に歩んでいきませんか?
具体的に「響く投稿」を根拠を持って作りたい人へ
もし、あなたが今まで
「毎日投稿してるのに成果が出ない」
「プロフィールを整えても信頼されない」
「頑張っているのに、なぜか数字ばかり空回りしている」
と感じているなら――それは「努力不足」ではなく、やり方の問題です。
僕自身も同じように遠回りをしてきました。
だからこそ、このメルマガでは表面的なテクニックではなく、人の心を動かす本質的な視点を一緒に学べる内容をお届けします。
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最後に
あなたが今感じている「頑張ってるのに成果が出ない」というモヤモヤは、決して才能や努力不足のせいではありません。
問題は、ほとんどの教材やSNSノウハウが「数字」や「テクニック」に偏っていて、相手理解という本質が抜け落ちているからです。
僕自身も同じ遠回りをしてきました。だからこそ、これから副業や発信を続けていきたい人には、最初から「読者の心を掴む」視点を持ってほしいのです。
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